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子どもの矯正治療について 子どもの矯正治療について

患者さんのご家族からよく相談されるのは、いつ治療をはじめたらよいかということです。
子どもの歯科治療の場合、早ければ早いほどよい、よく治るということを聞いたことはありませんか?
実はこれはまったく根拠のないことなのです。

すべての歯が乳歯から永久歯に生え変わるまで、大きく分けて図のように3つの時期があります。

さいとう矯正歯科では、混合歯列期(※1)や永久歯列期(※2)に矯正治療を行う患者さんがほとんどです。もちろん乳歯列期(全ての歯が乳歯の時期)で治療を行う患者さんもいますが、ごくわずかです。
その理由としては、乳歯列期では、

  • せっかく矯正治療しても、永久歯に生え変わるときにもとに戻ってしまう場合がある。
  • 患者さんが小さいので、装置を口の中に入れるのを嫌がることが多く、治療の効果が出にくい。
  • 乳歯列期と混合歯列期の治療を比べた時、治療の効果や治療期間にほとんど差がない。

などがあります。

※1【混合歯列期】乳歯から永久歯に生え変わる時期で、一部が乳歯、一部が永久歯となっている時期
※2【永久歯列期】6歳臼歯から前の歯が全部永久歯に生え替わった時期、あるいは12歳臼歯が生え始めの時期、
  あるいはこれ以降の時期

混合歯列期と永久歯列期の治療例

混合歯列期

永久歯列期
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